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稲作専業農家の素敵な日々

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3月の終わりに

 4月になる前に前回までを振り返ります(笑)

 21日(月)
 苗箱の床土に混和するおが屑を隣集落の方のところまで取りに行く。クローラのトラクターに肥料散布機を付ける。あぜ塗り機を修理してもらう。ロータリ部の回転軸ベアリングが完全破損したまま何年か使用してました。いやはや。浸種してる種もみの水を入れ替える。

 22日(火)
 スコップを持って江浚い。修理してもらったあぜ塗り機を付ける。床土を混和。今季初のあぜ塗りに出る。

 23日(水)
 スキー場の慰労会。昼から夜まで飲む。

 24日(木)
 去年の十二指腸の治療で胃の医者に行く。飲み会の翌日にというのも何だか。あとはあぜ塗りやら。

 25日(金)
 早朝からあぜ塗り。終日あぜ塗り。苗箱への床土つめは奥さまに委託する。合間に一人で頑張ってもらう。土は作っておいて、箱を積むためのパレットを置いて、あとはおまかせ。一つの作業に二人でかかっている時間がない。

 26日(土)
 終日あぜ塗り。2回目の種もみも浸種する。

 27日(日) 
 あぜ塗りやら土作りやら。

 28日(月)
 あぜ塗りなど。あぜ塗りが終わる。

 29日(火)
 朝、浸種していた一回目の種もみを催芽機に入れる。奥さまも一回目の種まき用の苗箱1200枚仕上げる。
 夜は農家仲間と飲みに出る。

 30日(水)
 耕起を始めるのでトラクターにグリスアップする。終日耕す。
 昼に催芽機を止める。

 31日(木)

 終日耕す。昨日と今日で3町ばかり。合間にあれやこれやではかどらない。息子が外で遊んでいたら停めてあった2トントラックに額をぶつけて切った。僕はお昼に帰ってきて知ったのだが。大事に至らない怪我で済んで何より。傷が大きいので奥さまが一応脳外科に連れて行く。
 夜は集落の運営委員会の会議に出る。花見の打ち合わせなど。

 

 3月も終わりです。穏やかな春の日差しを感じながら思うこともあるのだが、僕自身モラトリアムの終わりというか、色々と転換期のようで忙しい。体力的に個人で抱えきれる仕事量ではなくなってきたので、これはいよいよ考えなくてはならない。








 




 

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江浚いに出ること

 他の集落の江浚いに出る。江浚い(えざらい)とは用水路の掃除のこと。ウチの集落にもその集落に田んぼを持っている人がいるので、2人で出かける。未整備の土側溝が主な地区なので、20名以上の大人数で水路を手分けして歩き、鍬やらスコップやらで泥やゴミを浚って歩く。

 僕の集落は大規模区画整備によるコンクリートの大型用水路&地下パイプ水路なので江浚いは未整備区画の一部分しかない。昔は春先の江浚いといえば集落総出の一大作業だったようで、農家の若い嫁さんも作業したそうだ。鍬やスコップを持つとお腹が空く。重労働でお腹が空くとお米が食べたくなる。昔は働くためにコメを沢山食べる必要があったのだとつくづく思う。

 年々コメの消費が減るのは仕方がない。コメ農家が職業として成り立たなくなる時代が来るとしても、それもまた人類の歴史のページのひとつだろうか。積み上げた功績への感謝なくしても命は存続しうるのだし、人工的に増え人工的な食で短い命のサイクルを繰り返す未来の人類というのも在りうるだろう。今日は曇り空だったが、『花曇り』という言葉の奥に広がる無限の慈しみ、それへの想像力をなくしても人は生きていける。

 江浚いは昼前に終わり、家に帰るとお彼岸の線香上げに親戚が出入りしていたので僕も母と婆さんとともに歓談に加わる。父は線香上げに出ている。「彼岸の中日で農家仕事は休みの日なのに、その辺で江浚いしていたなぁ」と言う親戚があったようで、僕は「あぁ、やはり彼岸にやるものではないんだ」と思いつつも、来週に延期すれば延期したで「何で月末の忙しい時期にやるかな」となるのだ。農村の生活はカレンダーを事務的に割り切れない。それが面白い。

 奥さん子どもはママ会に出ているので午後はダラダラさせてもらう。

 川上未映子さんの『びんづめ日記』を読んだ。川上さんの文章を読むと、言葉とはやっかいだと思う。感性を言葉で表現するのは大変なことなのだと、改めて思います。

スキー場が終わり、キースエマーソンが亡くなり、また春が来ること

 キース・エマーソンが亡くなったらしい。死因は自殺ではないかとのこと。キーボードの通信講座にELPの名曲『タルカス』が載っていて、当時中学生の僕は何が何だかわからないままにも衝撃を受けたことを思い出す。結局、『タルカス』は出だしの左手16分連打に右手が入ってからの数小節しか弾けなかったのだが。(笑)

 そんなわけで久しぶりに『タルカス』を聴く。

 スキー場の営業が明日で終わる。残念ながら明日は集落運営委員会の集まりがあるので仕事はお休みさせてもらう。スキー場の営業最終日を欠席するなんてやりきれないのだが、農村集落の担い手である僕が仕事を理由に会合をキャンセルするわけにはいきますまい。

 しかし、今年は役だらけ。

 田んぼは5町分増えます。作業場も新築する運びとなりそうです。


 そしてまた春が来ると。 

 

 
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