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A NET ~あねっと~

稲作専業農家の素敵な日々

田回りと草刈りと稲の病気と

コシヒカリとミルキークイーンに水をかけるべく走り回って、合間に草も刈る。

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ヒエもちょこちょこと生えているので、気まぐれに鎌で刈る。ヒエの種子は軽いので稲と一緒に刈り取ってもコンバインの風選&籾摺り機の揺動板で選別されるのであまり気にしないのですが、それでもついつい田んぼに入って刈ってしまいたくなる。

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健康そうな穂が風に揺られている姿を見ていると気持ちが落ち着きます。

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まだ半熟(?)ですが食べてみました。

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いつの間にか田んぼが赤い・・・。

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ミルキークイーンに近頃流行りのごま葉枯れ病が出てしまいました。面積にして1反もない程度ですが、これ以上広がらないように予防薬を散布して対応することにします。どんな仕事でもそうですが、労働が結果を伴わないというのは本当にガッカリします。これもまた勉強。失敗から学ぶためには失敗が必要ですから、まぁ気にせずガンガンいかなくては。

あと、来たるべき稲刈りを前に思うほどのことではないのだけど、AKB48は前田敦子卒業という物語で完結してしまった感がある。何かの農業誌にもこれからは「物」ではなくて「物語」の消費だというようなことが書かれていたけど、まぁそういうことなのだろうと。
例えば田植え体験をして、そのコメを秋に自分で食べたとする。すると、それはもうただの「物」としてのコメを消費しているのではなく、自分の経験や感動が込められた「物語」を消費しているわけで、別に農業に限らずとも、心の豊かさとはそういうところから生まれるものなのではないかという話。
個人的には「物語」を付加価値にし過ぎるのもどうかと思うのだけど、でも人はだいたいそのようにして生きている気がしないでもない。「お父さんが作ったお米だから大事に食べよう」とか、「私とあなたが出会ったからこそ、こんなに可愛い子供が生まれたのね」とか。
結局、そこに物語性を見出すことができれば、人はもう少し色々なものを大切にできるのではないかと思うんですが、どうなんでしょう。まぁ、これでAKBには「あっちゃんの物語」という付加価値的な愉しみ方がさらに増えたというだけの話です。
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