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稲作専業農家の素敵な日々

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秋耕起が終わることなど

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 あちこちに白鳥がやってきている。彼、彼女らはガーガーガーと、どこからきてどこへゆくのか。たぶん僕たちよりは知っている。自分たちがどこからきてどこへゆくのか、と。また南へ、また北へ。僕たちがどこへゆくかなどどこでもよいとしても、どこからかやってくることができたのは喜ばしい。


 
 4日 (火)

 田打ちする。このところ「のぼせ」のような症状があって頭がスッキリしないのだが、運動不足か、タバコか、夜更かしか。うーん。

 
 5日 (水)

 引き続き田打ちする。今年は雨水がたまっている田んぼばかりなのだが、稲わらの腐熟のためには土壌から水がにじみ出るくらいあった方が良いという話もあるので、ああなるほど、気にせずに耕すべきなのだということを実感。田面が柔らかいからロータリ爪も減らないし、稲わらはよく埋まるし良いことだらけだわ、こりゃ。(埋めたほうがよいともよくないとも両論ありますが、冬季湛水で浮くと困るし、温かい土中で湿っていた方が腐るだろうという発想から僕は埋めます。)

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 このところの陽気でひこばえ(孫生え・刈り株から出る2番穂)からもスカスカの穂が出ている。雑草でもそうなのだが、草たちは何度刈っても冬になる前に穂やら実やらを必死につけようとする。春から1度も刈らない草は1メートルの高さで実をつけるとする、それを夏に1度刈ると50センチの高さで実をつける、それでもまだ刈れば10センチの高さでも実をつける。草だって法則に従って増えなければならないのだろう。日本人は増えることをやめてしまったようだが。

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 良い天気。


 6日 (木)

 耕した田んぼに水を入れて回る。それから最後の田んぼを耕して、トラクターを洗う。

 冬季湛水は5割以上の減農薬・減化学肥料の田んぼと組み合わせることで、『環境保全型農業直接支払交付金』という補助金が出ます。1反あたり4000円。ウチはこの5割減栽培が全ほ場の半分くらいあるので、その田んぼは秋に全部耕して冬季湛水します。一部の柔らかい田んぼは春に乾かないと困るので冬季湛水から外してますが、秋耕起はします。減化学肥料の田んぼは生育がゆっくりですから、少しでも地力増進の心がけをしないと。あと民家の目の前も飛来した白鳥が夜中にガーガーと凄まじくうるさい(笑)ので外してます。白鳥飛来というのは風情がありますが、とにかくうるさい。田んぼを口ばしで掘り起こしてメチャメチャにもします。でも、冬季湛水は土に良いような気がしています。土を乾かさないことで、水田がなぜに水田であり、水稲がなぜに水稲であるのか、そういうものを考えたり感じたりすることができます。

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 水を入れる。水が無ければ何もない。真に『豊富』であるというのは水のようなことであって、心が豊かであるとか、財力に富んでいるとか、人間の状態に使うものでもないだろう。



 『わたしはマララ』を読み終える。本の最後にマララさんの国連本部でのスピーチが載っていたのだが、読んでいて目頭が熱くなった。動画はないだろうかと調べてみると、日本語訳付きの動画があった。



ついでに、2012年の地球サミットでのウルグアイのムヒカ大統領のスピーチもとても面白い。






 
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