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稲作専業農家の素敵な日々

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稲刈りの日々が続く

 稲刈りの日々が続いています。

 当地の今年のコシヒカリはお盆過ぎからの日照不足に加えて8月末の台風による風害で品質が低下しています。コメの品質とは玄米の『外観』のことなので、決して食味のことを指しているわけではありませんが、やはり見た目がよろしくないのは気持ちがスッキリしません。

 では外観上どのように品質が低下しているかというと、主に粒が真っ白になる『乳白米』、粒の中心が白く濁る『乳心白』、それと粒が不完全な『未熟粒』。こういったものが例年より多い。我が家でも先に出荷したコシヒカリは検査で一等米だったのですが、それでも規格内の乳心白が目立ちます。一等米の規格は整粒歩合が70%以上ですので、他の30%は乳心白でもよいのですが、仮に30%も真っ白な粒が混ざっていると生産者としてはスッキリしないものです。もっとも一般の消費者の方では意識しないと分からないレベルなのですが。

 とにかく、今年は検査で二等米どころか三等米も出ているという話も聞くので、我が家の一等米は結果としては上等なのです。スッキリはしませんが。

 そこで、今年は栽培上で何が良かったかと思うのですが、やはり過剰生育の防止とコンバインがぬかるくらいの土壌水分、あとは効果不明の中期の深水。(笑)

 中期深水に関しては確かに茎が太くなり、貧弱な無効茎がダラダラと出てくる前に抑えてしまうことで、数が決まった茎が強靭な株になりました。屑米が滝のように大量に出て、1.9ミリで選別しているにもかかわらず9俵半あった稲でも完全倒伏はしませんでした。うーん、後半の天候不順の中でここまで上等だったのは、一体何が良かったのだろう。

 穂肥は2回とも有機100%の緩効性。色も出ないけど色も極端に褪めない。何だかんだで後半の多雨が土壌水分をキープし続けたのが良かっただけだったり。そんな気もするなぁ。

 

 
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コメント

No title

ウチも今年は謎が多い年でした。

冷夏予報を信じ、梅雨明け後からほぼ水を当てなかった割に、蓋をあけてみれば平均10.5俵/反と自分の中では合格点(笑。
ところが収量が多いのでくず米が少ないかと思いきや、1俵/反くらいとかなりの量が出てました(汗。

盆明け後の長雨のよる水分と適期から1週間遅れの刈り取りで登熟しきった状態だったことから増収、反面猛暑の中でも水絶ちをしたことで(その時点では)生育不良となりくず米が大量に出たのだろうと思ってます。

ウチの等級検査はまだ終わってないので分からないのですが、近所の農家さんは早稲品種がカメムシにやられ三等米、ピカ選を使っている友達も着色粒やシラタが大量に出ると言っていたので、今期当地の一等米比率は下がるかもしれないです。

自分はまあまあ優秀な年だったと総括出来ますが、にしても米が安いところに等級が下がって更に安くなるとか、グチャグチャの田んぼでコンバインがはまって壊れたとかモチベーションが下がる一方だなと、近隣の農家さんを見ていると気の毒になりますよ。

2015/09/23 (Wed) 08:02 | kawa #- | URL | 編集
No title

kawa さん、こんばんは!


今年は本当に謎だらけです。

こうなってくると、やはり基肥・穂肥うんぬんよりも後期の土壌水分がかなり千粒重に影響しているのではないかと、そんな気になります。

もっとも前半が高温で過剰生育気味でしたから、そこで有効茎を早めに断ち切っておいたのが良かったのか、、、どうなのか。(笑)


我が家でも早稲のカメムシ2等がありましたが、今年はごく早い品種だけの被害で、例年よりも斑点米が格段に少ない状況です。コシヒカリの乳熟期にはすっかり涼しくなっていたからなのか、、、、なんなのか。(更笑)


今までの秋が暑すぎたのでしょうか。ちなみにこちらでも倒伏&グチャグチャ多発で、コンバインが難儀しているところが多いです。

うちのコシヒカリは完全倒伏がないので多少ぬかるんでいても問題ない状態です。ただ、晩稲品種が低温と日照不足で真っ青なので、この後の結果が心配です^^;






 

2015/09/24 (Thu) 22:16 | あね #- | URL | 編集

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